キモノハジメかえる堂

大阪府八尾市の着付教室・キモノハジメかえる堂講師のブログです。着物まわりのことを中心に綴ってまいります。

「お能はカッコイイものだよ!」と言いたくなる山本能楽堂見学会 ②

 みなさまこんにちは、かえる堂です。

 前回「お能はカッコイイものだよ!」と言いたくなる山本能楽堂見学会

の続きです 

 

 そしていよいよ、衣装体験。

さすがに全員は時間的に無理なので、お一人様のみ。

代表してTさんが体験です!

 

  着付けてくださるのは林本さんと、同じく能楽師の井戸良祐さん

 能衣装の着付けは、前と後ろ、二人で行うのが基本なのだそうです。

 まずは水泳キャップみたいなのを被って下着を付けます。

 着物のような腰紐は使わず、綿の入った太い紐で締めます。綿が入っているとシッカリ締まるらしい。

f:id:kimonohajimekaeru:20141110004212j:plain

 能衣装はとても高価。「汗で汚すなんてもっての外!」

ということで、汗取りの為下着は綿入りです。

 それでも、夏の屋外等だと下着だけでは汗を吸収できず、衣装に染みてしまうこともあるそうです。

 そんなときは、着物と同じように、ホットタオルでたたいて汗取りをするのだそう。

 高価な衣装をホットタオルでトントンするなんて・・・小心者の私にはそんな勇気はありませぬ・・・

 

 お次は「貞子」なストレートロングなカツラをかぶってから、ヘアセット。

出来上がったカツラを被っているのでないのです。

f:id:kimonohajimekaeru:20141110004215j:plain

 

 そして一番外側(?)の衣装を。

下前を、ぐぐぐいっっっ!!と上げて上前をかぶせて・・・

紐でぎゅっと締めます。多分正絹の紐だと思われます。結構細いかも。

f:id:kimonohajimekaeru:20141110004219j:plain

 

じゃーん☆できあがり☆

f:id:kimonohajimekaeru:20141110004222j:plain

サマになってますわよ~Tさん!

 

今回見た衣装がキモノと異なるのは、

・女性でも衿を詰める

・下前のツマをグイッグイ上げてしまうところ

・腰紐だけで、胸紐なしで全開

と、着付け面では大きくはこれくらいですかね?

 実際に能衣装を着付けることはない(と思う)でしょうけども、比べてみると非常に面白かったです。

 

 最後に『清経』のハイライトシーンの仕舞で締め!

長刀(ぽいのん)をブイブイ操ってカッコイイ☆☆☆

 

 やはり生で観ると迫力が違いますね。

テレビだと迫力がイマイチ伝わってこないので「辛気臭い」ものだと勘違いされてしまうのも判るような気がします。

 ケチってNHKを観てましたが、家計に無理ない程度に、これからは能楽堂に足を運ぶ事にします。

 

林本さん、井戸さん、ありがとうございました。

 

 最後にわただ三代目と記念写真。

f:id:kimonohajimekaeru:20141110004225j:plain

こんなに離れてても、デコが目立ってるよ~

近々に前髪を作ります・・・

 

 

 ついでにこの日のお着物。

f:id:kimonohajimekaeru:20141110004232j:plain

能楽堂に行くということで、張り切ってやわらか物&マジメな感じにしました。

小紋がたいしたものではないのでちょっと恥ずかしいのですけど・・・

全体おとなしめ過ぎたので、帯締め帯揚げでイキイキ感を出してみる。

ハズしすぎたかな?と少し心配でしたが、違和感無し。

ヨカッタ☆

 

 

過去関連記事

落語会・笑福亭枝鶴独演会へ

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

かえる堂では 着付け教室・着付のご依頼 を承っております。
詳しくはこちらをご覧くださいませ
    ↓↓↓