未生流中山文甫会11月度教授会セミナー 格花のキモ
みなさまこんにちは、かえる堂です。
未生流中山文甫会の教授会セミナーに参加してきました。
課題は 寸度に生ける槇の格花 です
この日のために、一度予習はしてきたのですが↓↓↓
使用するのは朝鮮槇7本。
決まった長さにカットして、不要な葉を落とします。
今回の槇はクセモノ揃いですが、がんばろう!
これを決まった形に曲げながら、順番に生けて~
<40分経過>
チーン
☆完成☆
あ~ちょっと枝と枝に隙間が・・・もう一息かも。
足元はどうなっているかというと、槇の要らない部分を利用して
「又木」
という、槇を固定する支えを初めに作っておきます。
そこに、生けますと、こんな感じ
正面からの見た目は差し障りないし、シッカリ支えられているということでOK頂きました。
ヨカッタ♪
楽天でも又木は販売しているのですけど・・・↓↓
私が普段通ってる教室は、自分で作る派なので、私もそれに倣って自作してますし、セミナーでお会いする他の教室の生徒さんも、殆どが自作派の様子でした。
既製品がダメとかではなくて「自作できるなら自作でええやん?」なだけだと思います。
生けるごとに買うのってもったいないし・・・
ただ、既製品を使った事が無いので、今度どんな感じなのか気になるので、一回使ってみようとは思ってます。
他の流派は判らないですが、未生流諸派で使われていると思われる「又木」。
「又木」は格花のキモで、コレがちゃんと作られていないと作品が文字通り崩壊してしまうのです。
その又木から伸び揃った枝はそれ本来の枝ぶりではなく、矯(た)めて真直ぐにしてから生けております。
華道展で作品を愛でたついでに、「又木」の部分に注目してみるのもよいかもしれませんね。
今度の華道教室は、「明花」というもう少し今風のカタチのもの。
久しぶりなので教科書で予習をせねば・・・
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