紅葉を楽しむ秋の着物ランチ会① 山県有朋の別荘「無鄰菴」
みなさまこんにちは、かえる堂です。
11月末の連休に「紅葉を楽しむ秋の着物ランチ会」に行ってまいりました。
※ちなみに去年はこんな感じでした → 「紅葉を楽しむ秋の着物ランチ会 IN 京都銀閣寺畔 2013」
主催はLove the Lifeの勝野さんと着物さくさくのsumomo師匠。
総勢13名の参加で初めてお会いする方が多かったのですが、皆様とても良い方ばかりで楽しい時間を過ごすことができました。
まずは蹴上駅に集合いたしまして、そのまま「無鄰菴」へ。
無鄰菴は山県有朋の別荘で、山県さんが長州に構えた庵が「お隣さんのない閑静な場所」であったことから名付けられたらしいです。
庭園は小山治兵衛という方が作ったのだそう。東山を借景にして、疎水からの水を引いて・・・という贅沢な作りで、思っていたより凹凸のあるお庭でした。
凹凸といっても地面がデコボコというのではなくて、滝があって~川があって~池があって~小さな丘があって~と、程よくメリハリがあるわけです。
ですから、母屋の縁側から立って観る風景と座って観るそれの差があって面白いのですね。
庭の様子。苔のモフモフを触りたい欲求を抑えつつ散策。
お庭は奥の方まで散策できますが、二箇所ほど飛び石で川越えしないといけない場所が・・・
横断中のKellyさん。改めて見ると、足元が危ない~!
絶対、ここで何人かやらかしてると思う(笑)
着物の人は特に要注意!石がぬれていると滑りやすいので、履き馴れた履物で渡ったが良いでしょうね。
建物ですが、無鄰菴には洋館と、日本家屋の母屋があります。
母屋外観。左側の木々の間から見えるのが、洋館です。
母屋の2階からの風景。
2階は普通は上がれません。事前の「利用申込」をする必要があります。
1階座敷からの風景
そして洋館。
内部はフラッシュやストロボを使用してはならないとのことだったので、スマホでノーマルで撮影しました。
ここは日露戦争前の「無鄰菴会議」が行われた場所なんだそうです。
出席者は山県有朋、伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎という、中学校の教科書に太字で書かれている「暗記必須」の人たち!
歴史好きにとってはドキドキする場所ですよ。
2時間の会議が長いのか短いのか・・・お偉いさんの会議ってこんな感じなのかしらね・・・
そういえば、この本↓
買ってから家の本棚に飾ったままになってたのですけど、読んでから訪れればよかったと後悔です・・・もったいない事をしちゃいました・・・
最後に集合写真★
見てのとおり、キモノ男子が多数参加★とてもお似合いでした!
あとは、この日のコーディネート。
絞りの小紋(ツブツブが見えにくいですが・・・)。
帯はフリマで勝野さんから譲っていただいた漆の名古屋帯。使い勝手が良くてご愛用しております。
相変わらずのデコッパチ・・・早く前髪作らないと!
このあとのランチは、湯豆腐会席です☆☆
(つづく)
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