リバティプリントで名古屋帯を作る って、リバティプリントって何ぞや?
皆さまこんにちは、かえる堂です。
ずいぶん前に購入した木綿生地。
リバティプリントです!
まぁぁぁ~素敵!曲線がええな~
リバティプリントって
簡単に言えば、ロンドンのリバティ社製のプリント生地のこと。
アールヌーヴォー様式に基づいたデザインのものをはじめとして花柄が多いですが、抽象的な図柄も数多くあります。
そこそこの規模の生地屋さんには大概、リバティプリントのコーナーが設けられていますが、「リバティ風」の生地も出回っているので注意しましょう。
リバティプリントは他の生地より値段設定が高いので、値段を比べれば「リバティ風」かどうかは判る・・・・はず。
リバティプリントには輸入物(イギリス)と国産物があるのですが、今回入手した3つは全て輸入物です。
リバティプリントの「輸入物」「国産物」
輸入物と国産物。色々違いはあるのですが、一番の違いは生地の幅です。
輸入物・・・135センチ
国産物・・・110センチ
それに、国産物には耳部分に「LIBERTY PRINTED IN JAPAN」の記載がありますが、輸入物にはありません。
「カットして縫えば関係ないやん」という人には気にする事ではないのかも・・・
あとは発色の具合。国産物のほうが背景と柄の具合がはっきりしてる傾向があるような???巧く表現できないのですけど、微妙に違うと思います。どちらかが良い悪いとかは無いと思いますが、お好みが分かれるかもです。
それから、布の質感も違う印象です。国産の方がツルツル度は高め。糸が細いのか、織機の技術の違いなのか・・・多分その辺りが原因で生じる差なのだと思います。遠目には判らない(プロならわかるのかもですが)と思うので「感触はそこまで気にしない」という人には問題ないと思います。
以上、ワタシが比べて発見したことです。
他にもプリントのずれの有無だとか何やら色々あるらしいのですが・・・・
リバティ・マニアではないので間違っていたらゴメンナサイ。
で、この3つのリバティプリントで名古屋帯を作るぞ、と。そういうことです。
うーん、完全にリバティプリントの説明で終了・・・・
また、名古屋帯制作の経過をアップします。
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