ユニクロの浴衣2015 その3
みなさんこんにちは、かえる堂です。
3回目のユニクロ浴衣ネタです。
前回の記事から2ヶ月以上経過・・・・
洗濯してみました
前回記事から一度、お洗濯しました。
一応、シーズン中は下記の工程で洗ってます。
①畳んだ状態のままエマールで押し洗い
②洗濯機(ドラム式)でネットに入れた状態で脱水
③着物用ハンガーに掛けて、皺をとり形をきちんと整えて干す。
④乾いたらハンガーから外して畳む
細かいポイントはいくつかあるのですが、大体こんな手順です。
シーズン最後の洗濯の際はもう少し違う工程で、アイロンをかけたりもしますが、普段は手間を省いて、面倒なのでこのようなかなり短縮バージョンです。
着たらすぐに皺が入るし、細かい事は気にしない、気にしない。
(注:私の場合、糊パリパリの浴衣を着ると、裾に擦れた足の皮膚が摩擦でヒリヒリして痛くなるので、あえて糊は効かせていません。)
「安物の浴衣は一度洗濯したらヨレヨレになってしまう」というイメージがありますが、「脱いだまま洗濯機にポイっと放り込む」のと「畳んだまま手洗い」だと袖口等の縫い目の痛み方も違ってくるでしょうし、干し方についても「テキトーに引っ掛ける」のと「形を綺麗に整えて干す」のとでは仕上がりが違ってくるもの。
安くても気に入って買ったのであれば、多少の手間をかけてあげたいと思います。
それを貧乏性を言われればその通りなのかもしれないですが・・・・
洗濯後のサイズも測ってみました。
洗濯前 身丈:155.0㎝ 裄:68.0㎝
洗濯後 身丈:153.5㎝(-1.5㎝) 裄:66.0㎝(-2.0㎝)
多少縮んだようですが、これは木綿の特性の範囲内だと思います。
モノによってはそんなに変化のない場合もあり、やはり縮み方は一様ではありません。
長身の方は、洗濯後に多少縮む可能性もあることを考慮に入れて購入されることが望ましいですね。
(※アイロンをかければ多少は伸びるかもしれません)
余談ですが、浴衣を自分で仕立てる場合は、反物の状態の時に水通しをして、予め縮ませてから仕立てるようにしています。
「なんちゃって掛け衿」の浴衣に何とか衿芯を通してみる
ユニクロ浴衣が「なんちゃって掛け衿」なので衿芯が通せない・・・・
という以前のブログについて、着付師仲間・着物仲間の方々からご意見やアドバイス頂きました。
「なんちゃって掛け衿の谷折りの布部分を切って入れてるよ~」という勇者な方もチラホラ・・・・
そんな中で、度胸無し・かえる堂向けのアドバイスが!
「衿の内側の縫い目をカットして、そこから芯を入れたら良いよ」
ナルホド。やってみましょ。
まず、衿の内側の縫い目をカット
(事故があってはいけないので、着た時に見えない方の右の衿です。)
そして芯を入れる。
入った!
シャキーン!!
一方、芯が入っていない時はこんな感じ
ボディに着せているので形を保っていますが、人で比べるとヨレヨレ具合がかなり目立つんです。
斜めに入れるから縫い目をカットする幅が広めになってしまうのですが、使えるワザだと思います。
縫い目はほつれないように玉留で留めておきました。
これをマネする場合は、くれぐれも自己責任でお願いいたしますね。
自信のない方は無理をなさらぬよう!
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