今年も黒田商店さんの季節です
みなさまこんにちは、かえる堂です。
黒田商店さんの季節がやってきた。
昨年の今頃、香川県の履物店・黒田商店さんが京都の伊勢丹に来られた際に行ってみたのですが
今年も同じく京都の伊勢丹に来られるということでしたので、これまた同じく勝野屋の勝野さんと行ってきました。
黒田商店さんは香川に実店舗を構えていらっしゃるのですが、色々な百貨店を中心に期間限定で出店されてます。出店先はやはり東京が多くて、関西は京都の伊勢丹と(多分)神戸の呉服屋さんにしか、しかもそれぞれ年に1度のみしか来られません。七夕状態(笑)
大阪府民のかえる堂にとっては貴重な機会であります。
で、1年ぶりの黒田さん。去年は赤い帽子だったけれども、今年は青い帽子。このお年で原色の帽子が様になるなんて素敵だと思う。
来年は黄色かな・・・・
ちなみに、机の周りを囲ってる布はアフリカの布。黒田さんの奥様が仰るには(アフリカの何処の国かは失念しましたが)女の子を出産したお母さんが、生まれてすぐから、その子のお嫁入りに持たせる為にひと針ひと針模様を刺繍したものだそう。お祝い事に出して使うらしいです(恐らく、飾ったり何か敷いたり被せたりして用いるのでしょう・・・)
去年の写真を確認してみると、違う布がかけられてました。きっと何か言われがある布なんだと思います。聞けばよかったなー。
今年も鼻緒が色々揃ってます。
刺繍入り、カラフルなプリント生地、ヨーロッパの古布・・・等々等々
飽きません!
台も色々。
左の白っぽい鼻緒は判りにくいですが、レースです。かなり昔のアンティークのレースだそうです。
右の、ウサギさんの刺繍の鼻緒は毛並みがたいそう美しく、可愛らしい。模様がつながってるんですね。
↑ 柄がつながってる鼻緒は他にも。赤富士、蜘蛛の巣、龍。オシャレです~っ!
その隣の写真のは、私が最後までめっちゃ迷った二つ。
黒田商店の奥様は「こんな風に年を重ねたい!」と思わされる、上品で大変素敵な方で、実は密かに憧れています★
今回1年ぶりにお伺いして、しかもまだ2回目でまだ「常連さん」とは言えないにも関わらず、私と勝野さんのことを覚えて下さっていてちょっと感動!(うちら二人のキャラが濃いめだったからか?)
色々お話させて頂いたところ、イタリアで購入されたという布を見せて頂きました。素晴らしい!教会とかで儀式とかに使う布を手織りで作ってる工房の作品だそうです。
アップでどうぞ。ブルーが良い。
ええ仕事しています。手織りです。こういうのん見たらドキドキします。
あとは、スペインの更紗。19世紀の古布だそうで、使用感ムンムンです。
シミだかヤケみたいなのもあるのですけど、これがええ味醸し出してます。
ええもん見せてもらいました。ありがとうございました!
つづく★