帯枕の布の汚れが気になりませんか?私は非常に気になる。
皆様こんにちは、かえる堂です。
最近カレーの件ばかりなので、たまには着物系の話をば致しましょう。
帯枕の布の汚れが気になる
帯枕には紐付きのものと、サラシ又はガーゼ(以下略:布)で包んだものとがあります。
お値段的には紐付きのものの方が経済的な傾向があると思いますが、
・結びやすい
・緩みにくい
・枕を体にフィットしやすい
という理由で、私は専らサラシ又はガーゼ派です。
布の帯枕は、使っているうちにどうしても付いてしまうのが手汗等の汚れ。身に付けている時は外から見えないものの、やはり身に付ける時や片付ける時に目に入ってしまい洗いたくなる人もいるのではなかろうか?
その場合は、枕と一緒に洗うと型崩れの心配があるので、布の縫い目をほどいて枕を取り出して、布だけ洗った方が良ろしいかと思います。
(左:普通のスポンジの枕。右:ヘチマの枕)
ただ、布を洗っても落ちない場合があるし面倒くさいので、私は市販のガーゼを適当な長さに切ったものと取り替えています。
(※取り替えた後、汚れた方の布は雑巾にしてポイしている)
ガーゼは普通の市販のもの。サラシでも良いと思います。
私の場合は、ガーゼは150㎝位の長さにカットしてます。人によっては、もう少し短くても良いかも?そこは各自、お好みの長さで。
ガーゼの真ん中辺りで枕をくるんで~
↑このまま使用してもよいけれど、安全ピンで留めたり、縫い留めたりしてずれないよう細工してもOKです。
私は被せたままのものを使用てます。面倒くさいので・・・
包む向きですが、枕の外側をかぶせるようにして包みましょう。枕の体に当たる側から包みますと、使用したときに枕が布から出てしまいますので注意。
マネキンに、着けてみました。こんなかんじです。
というわけで、帯枕は布部分が汚れても、洗ったり、別の布に取り替えると引き続き使用できます。
紐付きの帯枕の紐が切れた場合でも、別の布を被せて使うこの方法は有効かと思います。
と、大変久々に着付けに関することをつらつら述べてみました。
皆様の着物ライフの豆知識の一つに加えて頂ければ幸いでございます。