余った襦袢地でステテコを①
みなさまこんにちは、かえる堂です。
着物を着だして11年。
着物の洗い張りや仕立て直しの依頼をすることも幾度か。
そのたびに増えるものがあります。
古い胴裏・八掛・襦袢地問題
着物の仕立て直しをしてもらう際、洗っても汚れが落ちなかったり傷んだりした胴裏や八掛は、大体の場合、新しいものに取り換えて仕立ててもらうことになります。
取り換える前の古い胴裏と八掛は、洗い張りされて返ってくるわけですけど、別の着物に再利用されるわけでもないのでドンドン溜まっていくわけです。
あと長襦袢をほどいたものとかも溜まっていくのですよね。袖だけ替え袖に活用して、胴部分は使わないとか。
落ちない汚れや傷みはあるとはいえ、綺麗な部分がたくさんあって、しかも素材は正絹。捨てるのも勿体ない・・・・
何とか活用できないものか?と色々考えた結果、「ステテコの材料にすればよいのでは?」と思い至りました。
正絹のステテコ
長襦袢の下にステテコを履いているのですが、市販だと木綿か「木綿+化繊」、ベンベルグです。(夏用だと麻のもあります。)
でも正絹のステテコはなかなか販売されていません。
恐らく、木綿のステテコよりも滑りが良いと思われますし、履き心地もよさそうです。
1度、デパートの催事で販売されてるのを見たことありますけども、お値段もそれなりにお高かった・・・・
ならば、余ってる胴裏・八掛・襦袢地で作ればいいやん!という発想です。
余った襦袢地でステテコを
とりあえず、「SOU・SOUまっすぐ縫いの本」に載ってた「広方モンペ」のふくらはぎ丈で作ってみることに。
腰回りとか太ももとか、ゆとりあった方が動きやすいかな~と思ったので、ゆったりめなタイプを選びました。
市販の手芸用方眼紙で型紙作成。
あとは襦袢地で型とって、縫って、腰にゴムいれたら出来上がる!
ハズ・・・・
作業はまだまだです。
つづく★