キモノハジメかえる堂

大阪府八尾市の週末着付教室・キモノハジメかえる堂講師のブログです。https://kimonohajimekaerudo.jimdo.com/ 着物まわりのことを中心に綴ってまいります。着物で通勤する「オフィス着物」実行中☆

ふらっと、日本伝統工芸染織展へ

みなさまこんにちは、かえる堂です。

 

前回↓↓の続きです。


黒田商店さんのコーナーに長居してしまい、1時すぎてからのお昼は、伊勢丹10階の「ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ」で。

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勝野さんはパスタ、かえる堂はピザを頼んだのですが、お店の人が半分ずつワケワケしてくれました。

ワケワケ・・・・カッコよく言えば、「シェア」だな。

何しか得した気分。

サラダとか前菜はビュッフェ形式。

美味しかったし、ランチ価格だったし、かなり良かったです。

 

 

その後は、大丸京都店へ移動。

「日本伝統工芸染織展」へ行ってきました。

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織も染めも間近に観ることができて良かったです!こういったものはやはり直に観るのが一番。

展示物の撮影は禁止なので、手元に残せないのが残念・・・・・

「図録買いなさいよ~」って話ですが、作品全体が写ってる写真ばかりで、拡大したものが載ってなかったのですもの・・・・・・・そりゃーデザインもが大事なのだけども、もっと近い写真が欲しいのです。糸の入り方が判るような写真とか。

でも、そこまでの写真を欲してる人がそんなに居ないから載せてないんでしょうね。

 

 

そういえば、黒田商店さんで鼻緒買いました。

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開封!

 

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色が青に見えますけど、実際にはもっと紫です。

台は紫か黒ですかね?考え中です。

今年も黒田商店さんの季節です

みなさまこんにちは、かえる堂です。

 

黒田商店さんの季節がやってきた。

昨年の今頃、香川県の履物店・黒田商店さんが京都の伊勢丹に来られた際に行ってみたのですが

今年も同じく京都の伊勢丹に来られるということでしたので、これまた同じく勝野屋の勝野さんと行ってきました。

黒田商店さんは香川に実店舗を構えていらっしゃるのですが、色々な百貨店を中心に期間限定で出店されてます。出店先はやはり東京が多くて、関西は京都の伊勢丹と(多分)神戸の呉服屋さんにしか、しかもそれぞれ年に1度のみしか来られません。七夕状態(笑)

大阪府民のかえる堂にとっては貴重な機会であります。

 

で、1年ぶりの黒田さん。去年は赤い帽子だったけれども、今年は青い帽子。このお年で原色の帽子が様になるなんて素敵だと思う。

来年は黄色かな・・・・

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ちなみに、机の周りを囲ってる布はアフリカの布。黒田さんの奥様が仰るには(アフリカの何処の国かは失念しましたが)女の子を出産したお母さんが、生まれてすぐから、その子のお嫁入りに持たせる為にひと針ひと針模様を刺繍したものだそう。お祝い事に出して使うらしいです(恐らく、飾ったり何か敷いたり被せたりして用いるのでしょう・・・)

去年の写真を確認してみると、違う布がかけられてました。きっと何か言われがある布なんだと思います。聞けばよかったなー。

 

今年も鼻緒が色々揃ってます。

刺繍入り、カラフルなプリント生地、ヨーロッパの古布・・・等々等々

飽きません!

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台も色々。

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左の白っぽい鼻緒は判りにくいですが、レースです。かなり昔のアンティークのレースだそうです。

右の、ウサギさんの刺繍の鼻緒は毛並みがたいそう美しく、可愛らしい。模様がつながってるんですね。

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↑ 柄がつながってる鼻緒は他にも。赤富士、蜘蛛の巣、龍。オシャレです~っ!

その隣の写真のは、私が最後までめっちゃ迷った二つ。

 

 

黒田商店の奥様は「こんな風に年を重ねたい!」と思わされる、上品で大変素敵な方で、実は密かに憧れています★

今回1年ぶりにお伺いして、しかもまだ2回目でまだ「常連さん」とは言えないにも関わらず、私と勝野さんのことを覚えて下さっていてちょっと感動!(うちら二人のキャラが濃いめだったからか?)

色々お話させて頂いたところ、イタリアで購入されたという布を見せて頂きました。素晴らしい!教会とかで儀式とかに使う布を手織りで作ってる工房の作品だそうです。

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アップでどうぞ。ブルーが良い。

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ええ仕事しています。手織りです。こういうのん見たらドキドキします。

 

あとは、スペインの更紗。19世紀の古布だそうで、使用感ムンムンです。

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シミだかヤケみたいなのもあるのですけど、これがええ味醸し出してます。

 

ええもん見せてもらいました。ありがとうございました!

 

つづく★

買いもの七緒 着物まわり買いもの帖2016年版

皆さまこんにちは、かえる堂です。

 

着物雑誌「七緒」の別冊

「買いもの七緒 着物まわり買いもの帖2016年版」

購入しました★

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早速パラパラ~っとめくってみます!

 

おお・・・・

何と、sumomo師匠の「ふぁんじゅ」が掲載されております!

「七緒」限定バージョンなのだそうです。

これでとうとう全国区に・・・・嬉涙(以前からネット販売されてましたけど)

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アタクシの憧れ・「おべべとにゃんこ」佐川さんがプロデュースされた帯揚げ。

両方ほしいな~帯締もオシャレやな~

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モンペも載ってる!

 

 

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これは欲しい。家事するときとかあれば便利なハズ。ただ値段がねぇ。貧乏性なもんで、家でしか履かない、しかも汚れるのん前提なものに対しては財布のひもは緩まないのだ。何とか自作できないものかsumomo師匠に相談してみよ。アカンかったら購入を検討ってことで。

 

あ、オブリージュだ。

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これはめっちゃ良かった!シルクのスカーフとかニットを洗うのにもオススメです。高いのですが、衣類の状態を考慮すればモトは取れてると個人的には思ってます。前に買ったのを慎ましくチビチビ使っていたのですが、なくなりかけてたので、これは購入決定。2本注文しよ。

 

あとこれも購入決定。

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「尺」と「㎝」両方測れるメジャー。ずっと前に買ったのですが、扱いが宜しくなかったのかゼロ㎝の辺りがちぎれかけてて、セロテープで繋いでる状態なもんで・・・・買い替えですね。

 

 

うーん、結局、洗剤2本とメジャーしか購入しなさそうです・・・・

 

他のんはもう少し検討します★

杜若のいけばな

みなさまこんにちは、かえる堂です。

 

先週の華道教室のお稽古はまたまた杜若。

 今年2回目です。

kimonohajimekaeru.hatenablog.com

 今回は横姿(右側の小さいのん)をプラス。

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※先生のお直し入ってます

 

恐らく今年はこれで最後だと思います。

 

第49回日本いけばな芸術展(第2期)へ その3

みなさまこんにちは、かえる堂です。

第49回日本いけばな芸術展(第2期)へ行ってきた!という話の続き。

 

kimonohajimekaeru.hatenablog.com

 今回も個性的なのんが続々とありました!

 

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ガラス球

 

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「前へ習え!」正面から

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 「整列っ!」横から。

お盆がこんなにカッコいいものだったとは・・・・

 

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フモフモコケ玉。

 

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中に何かあるけど未確認。

 

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この橋を渡ればサボテンの国。

 

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顔。

 

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これ見て思い浮かんだのは「スケキヨ」

 

 

自分にはなかなかない発想だからか、こういうのを見ると心が騒ぎます。

もしも1ブースをどーんと割り当てられたらどうしよう~★とか何十年先になるかわからないような妄想をして脳内でシュミレーションしてみたり(笑)でも難しいです。己の限界を感じますし、まだまだやわ~とか思ったり。

 

何しか、ええものを見せていただきました!

合掌★

第49回日本いけばな芸術展(第2期)へ その2

みなさまこんにちは、かえる堂です。

 

第49回日本いけばな芸術展(第2期)に行ってきた!という話の続きです。


数ある作品の中でも「好き」「嫌い」もしくは「まぁまぁ」はあります。ヘタウマは関係なくて(一定以上のハイレベルな作品ばかりなのですが)色使いや形であったり、そこは完全に個人の感性でございます。

どうやら私は、シュッとしたものや何か垂れてるもの、カタチのカッコ良いものが好きみたいです。

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こんな感じ。

 

季節柄、全体的に「青葉」な作品が多かったのですが、「枯れ」系の作品も好きです。(先にあげた作品の折れた竹のんは「枯れ」系か?)

 

つづく

第49回日本いけばな芸術展(第2期)へ

みなさまこんにちは、かえる堂です。


第49回日本いけばな芸術展の第二期に行ってきました。

会場は大阪・難波の高島屋です。

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色んな流派が参加するいけばな展で、私が属してる、未生流中山文甫会も参加してました。

当然ですが、出瓶されているのは偉い先生ばかりで、私は参加してません。

その先生方の作品がコチラ。

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この3つ目の作品には、製作に参加されていたY先生(当然エライ先生です)がその場におられたのでご挨拶。

扱ったお花について、お話をお伺いさせていただきました★

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白いテッセン。

珍しいのかと思いきや、実はそうでもなく「貴重」というわけではないそうです。白い花は傷みが目立ちやすい等の理由で色のついたものより扱いが難しいく、値段が高くなる傾向があるらしいんですね。一般的な華道教室では普段のお稽古に使う花代は限られているために、値の張る花を扱うことは少ないくなるのです。で、必然的に白いテッセンに出会う確率も少なくなる➡見かけない。ということらしい。

経済的理由から珍しいものに感じているだけで、自然界ではまぁそれなりに存在するものってことです。


あとは赤いあじさい。

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無理やり赤くしたわけではなく、「ピンク」で花屋さんに注文したらこれがきたらしい。ここまで赤色なのは珍しいですよ。土壌とか水質とか色々条件が重なった結果なのでしょう。


続く