私的「生け甲斐方程式」
皆様こんにちは。
大阪八尾市の週末着付け教室・キモノハジメかえる堂です。
華道の生け甲斐を感じるポイントや瞬間は人それぞれなのですが。
かえる堂的には
見栄え + 労力 + 費用 = 生け甲斐
だと思うのであります。
それぞれどんな数値が入るかは各々異なるはずなので、絶対的な結果ではなく非常に主観的なもの。あくまで「自分比」です。
えっと、足すのです。
掛けたら駄目ですよ。「見栄え」「労力」「費用」のいずれかがゼロだと、他の要素が1億点あったとしても、「生け甲斐」は絶対ゼロなんですよね。
あと、マイナスが二つあると、結果、プラスになっちゃう。「労力」それなり(ちょっとプラス)、「見栄え」が捨てたいくらい酷い(マイナス)、「費用」酷いボッタクリ(マイナス)だとすると、「生け甲斐」がめっちゃプラスになっちゃうんですね。
掛けちゃ駄目です。
「見栄えと費用はどうしようもないから、労力でなんとかするんだよ!」とかブラック企業みたいなことになっちゃいます。
某企業創業者の「仕事の結果=考え方×熱意×能力」をディスってる訳ではないぞ、決して。(超小声)
未生流中山文甫会の、6月の教授会セミナーに行ってきました。
・モルセラ
・カラー
・アサヒハラン
剣山2個使いの「飛び留流し(とびとめながし)」という形です。
留を流したことないし、格花では飛んで(離して?)生けたことなかったのですが、この日の担当の先生のおかげで何とか形に。
これ、見栄えするし本当に素敵なのだけど、ウチの玄関に飾ると一番長いお花の先っちょがつっかえるんですよね。だからウチで生けなおすときはほんの少し全体的に低くしてます。
お茶会に行って、お茶を頂かず、お茶を買ってきた
皆様こんにちは。
大阪八尾市の週末着付け教室・キモノハジメかえる堂です。
着物選びにおいていちばん難しく感じるのはどういう時でしょうか。
結婚式、入学式、お宮参りなどなど、イベントごと色々悩むことがあるかと思います。
(親族のお葬式は喪服1択なので「選ぶ」という点においてはめちゃめちゃ楽ですね・・・)
私が一番悩むのは、お茶会でございます。
お茶会の着物選び
先日、お声掛け頂き、曙会というお茶会に行ってきました。
曙会は、毎月第一日曜日、淀屋橋の鶴屋八幡本店二階の茶室で開催されています。
大寄せのお茶会だし、気軽な感じで良いのかな?と、こんな取り合わせで。
何となく無地の紬でそれらしさを出してみました。帯はヨット柄なのだけど、こんなんで良かったのかな・・・・緩すぎ??
お茶会もピンキリ。規模や主旨、集まるメンバーや自らの立場等々を考慮しないといけないと思ってます。
変な着物着たり着付けが汚いと
「あらあら、個性的ですこと!どこのお社中さんかしら???」
的なことになりかねず、自分だけでなく、ご一緒してる方々のや先生の顔に泥を塗ることになるやもしれないのです。
ひぃぃぃ〜〜怖!
お茶会の着物については、不安がありましたら先生やご一緒に参加するお仲間に充分ご相談された方が宜しいかと思います。
ですがまぁ、今回ワタクシは1人で参加するし、何かの立場を背負っているわけでもないので、いざコーデを間違えても自分ひとりが恥かくだけの話なので気持ちは楽です。
いざお茶会
当日。お茶会に参戦したものの、めちゃ人が多い!
(※いつもはそうでもないらしい)
このあと人と待ち合わせしてたのに、待ち時間が予想を遥かに越えて長くなりそうだったので、やむ無く茶席に入る前に撤収しました・・・
ただ待合室で座って足を痺れさせに行ったような感じで何やってるんだ、私(笑)
本当に大失敗。こんどはもっと余裕をもって参加するようにします・・・・
ただ行っただけでは何だかなぁと思ったので・・・
お支払するはずだった参加費でお抹茶を購入しました。この月主宰の石本川口軒さん謹製。
これで20何杯か楽しめるそうな。
後日、おやつにて
今日のおやつに頂きました。
美味★
お菓子は、成城石井の糖質OFFチーズケーキ。薄切りなのは作法だからとか、ケチッてるからではなく、何となくこのときの食欲に合わせているだけですので悪しからず。
下駄をセルフ塗り治し
みなさまこんにちは。
大阪八尾市の週末着付教室・キモノハジメかえる堂です。
塗り下駄の角の傷みは目立つ
塗り下駄、特に四角い台のものは、履いているうちに台の角が傷ついてしまいます。
ぶつけないように歩けば良いのは判ってるのですが、どうしてもね・・・・
この痛々しい様をなんとかしたい!
ということで、補修してみることにしました。
準備
用意したもの
・ 紙やすり
・ ネイルポリッシュ
紙やすりは家に無かったので、ダイソーで購入。
ネイルポリッシュの他にはベースコートとトップコートも準備。今回使用するのは、
ネイルポリッシュ、ベースコート・・・・・・OPI。刷毛が大きめなのが嬉しい。
トップコート・・・・・・セシェ。速乾性のもの。
どのメーカーのものが良いのかさっぱり判りませんが、とりあえず家にあるものを調達してきました。
紙やすりは粗さが異なる3種類セット。
今回は表面を滑らかにしたいので、一番細かいものを選択。
実践
まずは紙やすりで、補修したい箇所をこすって滑らかにします。
大体こんなもの?
紙やすりをかけなかったら、木がささくれ立ったままで、この後の塗りの工程がめちゃめちゃし難いと思います。ちょっとしたひと手間が大事。
次に、ネイルポリッシュを塗ります。
いきなりネイルポリッシュを塗っても良いのか良くわからなかったので、とりあえず
②ネイルポリッシュ
の順番でぬりぬり・・・・
なかなか良い感じではないですか!?
両足ともきれいにしました。完成★
ポイント
ネイルポリッシュは木の素材のまんまの所に塗るのですが、爪のときとは違って塗料がそこそこ染み込みます。刷毛に含ませる液の量は、爪に塗るときよりも多めにしておいた方が効率よく塗ることができると思います。艶やかさが足りないと思ったら、重ね塗りをしましょう。
余った紙やすり問題
さて、ダイソーで購入した紙やすり3枚セット。
今回実際に使用したのはたったこれだけ・・・・・
チマッ
これだけの紙やすりが余ってしまいました。
他に使い道ないねんけど、どうしましょうかね?
メルカリ(最低価格300円)で売っても、元はダイソー(100円)のだから何となく気が引けるし・・・・・
親戚の水道屋さんにあげようかな?使うかな?
着物で通勤★6/7のオフィス着物
皆様こんにちは。
大阪八尾市の週末着付け教室・キモノハジメかえる堂です。
5月中頃くらいから、新卒採用された人達が研修を終えて野に放たれるわけで、うちの会社にも新人さんが既に数人やって来ましたが、また今日も1人来社。
某有名コピー機メーカーの営業君である。
変に貫禄があり老けて見える子でして、
「すごく年上に見られるんです」と凹んでいたので「実年齢が追い付いてそれ以降は逆に若く見られるから大丈夫‼」と自身の体験を踏まえて励ます・・・
私なんて小6の時に宅配便の人に「奥さん」て言われたことがありますから、それに比べたらマシと思うわ。
大阪は梅雨入りしたらしいですが、今日は雨は降らないらしいので、着物で通勤です。
剣山二つ使い
みなさまこんにちは。
大阪八尾市の週末着付教室・キモノハジメかえる堂です。
みんな大好き★シャクヤクのいけばな
kimonohajimekaeru.hatenablog.com
に引き続き、またシャクヤクが入った生け花です。
・ひめゆり
シャクヤクには葉っぱを余分に添えて足元の寂しさを解消。
ユキヤナギはもっと花や葉がついたフワフワのが望ましかったのですが、届いたのは育ち過ぎてシッカリしたもの・・・・仕方がないのでそのまま活用してます。
今回は剣山を二つ使っています。そのことで、幅を出すことができ、華やかな印象にすることができます。
裏を返せば、幅がでるということは、ある程度のボリュームの花材が必要ということ。さらに言えば、それだけいつもより費用がお高くなりかねないということ(笑)
やっぱり、何かを求めると引き換えに、何かが必要なんですよねー。
次回はまたもや「華やか系」(即ち、「ちょっと費用がかかる系」)のを生ける予定です!
きものなかむら さんの「ありがとう感謝祭」へ。まさかの売り子デビュー
みなさまこんにちは。
大阪八尾市の週末着付教室・キモノハジメかえる堂です。
久々にお仕事ネタです。といっても着付教室や着せ付けのお仕事ではありません。
まさかの売り子です。
1日バイトではありますが。
何となく流れでバイトすることになった
先月にさくさく師匠から「店番頼みたいんだけど~」という依頼がきまして、たまたま他に予定もなっかったので「これもご縁よね」と気軽にOKしてしまいまして・・・
しかも、きものなかむら さんの催事に出店するブースの店番ですよ・・・・めちゃめちゃちゃんとしてる催事ではありませんか。
きものなかむら さんは「中之島きものいち」でおなじみの生駒の着物リサイクルショップ。生駒の本店が11周年、船場店が1周年の記念イベントとのこと。わたくしも何度か購入させていただいたことのある、好きなお店のひとつです。
こうなると心配性が発動。めっちゃ不安ですわ。
スタッフさんや、他の出店する方々のオシャレ度が高いのは想像に難くない。何着て行ったらええんや?いやいや、そもそもですよ。フリマで自分のものを売ったりしてるけど、お給金頂いて販売員する方が責任が発生するのでワケが違うよね。受け取ったお金の管理、商品の説明等々。言葉使いや態度で商品やお店の印象が良くも悪くもなるものよね。そんな本気なバイトは、15年前に某百貨店の北海道展で畜産品を店頭販売したのが最後。どうすんのよ。あ、クレジットってどうするんだっけ。扱ったのは18年前に書店でバイトしてたとき以来やねんけど・・・・ぶつぶつ(以下略)
不安を抱えたまま当日を迎るのが怖すぎるので、師匠に色々教えていただいて何とかある程度の不安は解消。一番の不安材料だったクレジット支払が今回はないということだったのが有難い!ニワカ売り子にとっては現金払いが最高ですわ。
いざバイト
で。当日
会場の中央公会堂。相変わらず美しい。見た目曇天ですが、降水確率0%な日です。
大勢のお客様がお越しくださいました。
なかむらさん、40%OFFだったのでかなりお徳!
(でも断捨離中なので我慢)
さくさく師匠の「ふぁんじゅ」。わたくし、これを売ってました。
既に愛用いただいてる方、初見で興味持て下さる方、色々なお客様のご対応させて頂きました。
「こんなのあるんやね~」というお声の次に多かったのが、生地についてお褒め頂くこと。
そうそう、ええ生地使用しているのです。なにがどうええのかは、実際に触ってみてくださいな。
季節柄、襟がレースのものに興味を持たれる方が多かったような気がします。
バイトの合間にフィッティング
えびす足袋さんで足袋をフィッティングさせていただきました。(バイト中にいいのか?という質問はしてはいけない)
えびす足袋さんは、玉造の足袋屋さん。
サイズ展開は、S、M、L〜といった大雑把・・・じゃなくて、おおらかなものではありません。
六種類の足形に、各々の長さのサイズがあります。なので、試着用の足袋がこんなにたくさん!
ワタシの足に近いのは細型の「うめ」、24.5センチ。
踵が小さくてフィットせず、縫い目が当たって痛くなるという悩みを相談しましたら、こはぜを留める位置をずらせば良いとのこと。
既成のサイズのものに少し手を加えてもらう、イージーオーダーで対応可能とのことなので、1足だけ試しで注文しました。他店で普通に売ってるものはそういう対応はしてもらえないですから有難いです。
(えびす足袋さんの件については後日詳細をアップできたらいいなーと思います。)
バイトの合間にシッカリ購入
買わないつもりやったんですよ。
でも買ってしまいました・・・
帯揚げはパンチある柄なのでヘビロテほぼ確定。
カフェ草履は台の高さが薄めのもの。これ以上背を高くなりたくないので、薄い方が嬉しい★これも普段履きにしよう。
バイトコーディネート
さくさく師匠も夕方に来場し、催事は無事に終了。
帰宅してすぐ解放感で早々に着物を脱いでしまったのですが、その後に写真撮り忘れたことに気づくなんて、迂闊であります。
仕方ないので、脱いだのを並べます(笑)
着物は琉球絣。絣なのに無地、という謎。反物に「絣」とあったので正しいと思うのですが。
帯は木綿のハンドメイド品です。
売り子のバイトは楽しかったです。でも色々と小さなことだけども反省することもあったので、次回に生かしたいです。
次回、あるかどうかわからないけど。